こんにちは。院長の鈴木です。

これから、このブログを通じて医療に関する情報をお届けしていきたいと思います。
初回ですので私自身のことを少しお話しいたします。

〜どうして泌尿器科に進んだのか〜
高校生の時に尿管結石を患ったことがきっかけです。当時、私は側腹部痛を何度か繰り返していました。かかりつけの内科でその都度診てもらい、鎮痛剤と時間経過でいくぶん楽になるものの、しばらくすると再度痛みが出現するということを繰り返していました。痛みがひどい時には勉強が手につかず、夜も眠れないくらいだったことを覚えています。地元の大学に進学した後、泌尿器科専門医を受診し、精密検査を受けることになりました。検査の結果、症状が出始めてから様子見を続けて治療が遅れたために、結石が長くとどまり尿管狭窄となっていることが分かりました。また片方の腎臓が一部水腎症となっていて、機能低下の可能性があると診断されました。その後手術は無事成功し、結石と尿管狭窄は治癒しました。幸い、日常生活や仕事には全く支障なく過ごすことができていますが、水腎症の経過観察が必要なため、今でもフォローアップを継続しています。もっと早い時期にきちんと専門医に診てもらっていれば、ここまでの大手術にならず、後遺症の心配もなかっただろうと思います。このような経緯で、自分が患った病気を勉強するうちに自然と興味が湧き、泌尿器科を選択するに至りました。