ボツリヌス療法|浅草泌尿器科クリニック|東京都台東区の泌尿器科

所在地東京都台東区浅草6-9-2
コレクションホースロード4階
03-3874-8184
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ボツリヌス療法

ボツリヌス療法|浅草泌尿器科クリニック|東京都台東区の泌尿器科

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ボツリヌス療法

膀胱の過剰な働きを抑えるために、膀胱壁に薬液を注入する治療法です。保険診療として認められており、大規模な臨床試験で安全性も確認されている治療法です。

適応となる方

  • 3ヶ月以上の投薬治療を行っても症状が改善しない方
  • 治療による副作用等、何らかの理由により治療の継続が困難な方

ボツリヌス療法に使用されるA型ボツリヌストキシンは、筋肉の収縮を弱める作用があります。この薬剤を膀胱に直接注射し、膀胱の筋肉の異常な収縮を抑えることによって、尿失禁を改善させます。通常、局所麻酔開始から治療終了まで1-2時間程度を要します。入院せずに日帰りでの治療が可能です。

治療効果

尿失禁、尿意切迫感、日中の頻尿、夜間頻尿の改善が望めます。
約30%の方で尿失禁が消失し、約65%の方で尿失禁回数が半減することが期待できます。
尿漏れパッドやおむつの平均使用数は半減することが期待できます。また多くの患者様で、治療後にお薬を中止することができます。
通常、効果は2~3 日であらわれ、1 回の治療で6~10ヵ月程度持続します。時間が経つにつれて薬の効果が減弱していくため、再度治療が必要となることがあります。

副作用について

排尿困難(尿閉、約5%)

尿閉とは、膀胱内に尿が溜まっているのに出せない状態のことをいいます。一時的にカテーテルによる自己導尿が必要となることがあります。

尿路感染症(約5%)

細菌感染により混濁尿、排尿痛などの症状があらわれることがあります。抗菌薬の投与により治療を行います。

血尿(約3%)

膀胱に注射をするため、一時的に血尿が見られることがあります。ほとんどは自然に治まります。

ボツリヌスによる治療を受けられない方

  • 腹圧性尿失禁が主な症状の方
  • 膀胱結石、間質性膀胱炎、泌尿器がんなどの疾患を患っている方
  • 尿道閉塞や膀胱出口部の閉塞のある方
  • 残尿量が100mLを超える方
  • 症状のある尿路感染症を患っている方
  • 尿排出障害があるものの、導尿を行っていない方
  • 全身性の筋力低下を起こす病気を患っている方
  • 閉塞隅角緑内障を患っている方
  • 喘息など慢性的な呼吸器疾患を患っている方
  • 妊娠中あるいは授乳中、もしくは妊娠している可能性がある方
  • 自己導尿が必要になった場合に、同意していただけない方

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