膀胱鏡検査は痛いのか
- 2026年6月1日
- 泌尿器科の検査
膀胱鏡検査は、細いカメラを尿道から挿入し、膀胱の中を直接観察する検査です。膀胱の状態を詳しく確認できるため、血尿の原因や腫瘍の有無を調べる上でとても重要な検査です。膀胱鏡検査と聞くと、「痛そう」「怖い」と不安に感じる方は少なくありません。実際、血尿などの症状で検査を勧められた際に、検査自体への不安から受診をためらってしまう方もいらっしゃいます。
膀胱鏡検査は痛いのでしょうか?
現在行われている膀胱鏡検査では、柔らかい細い内視鏡(軟性膀胱鏡)を使用することが多く、以前に比べて痛みや違和感はかなり軽減されています。また、検査前には尿道に麻酔のゼリーを使用するため、強い痛みを感じることはあまりありません。ただし、まったく無感覚というわけではなく、検査中に「違和感」や「軽いしみる感じ」を覚えることはあります。特に男性では尿道が長いため、多少の不快感を感じやすい傾向があります。検査自体は数分程度で終了することが多く、外来で行うことができます。検査後に軽い血尿や排尿時の違和感が出ることもありますが、多くは自然に改善します。まれに発熱などを認めることがあり、症状や状態に応じて抗菌薬を処方する場合があります。
膀胱鏡検査は、膀胱癌などの重要な病気を早期に発見するために欠かせない検査です。不安を感じる方も多い検査ですが、現在はできるだけ負担を少なく行えるよう工夫されています。気になる症状があり検査を勧められた場合には、不安な点を遠慮なくご相談ください。納得したうえで検査を受けていただくことが大切です。

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