骨盤底筋体操について
- 2024年5月26日
- その他
骨盤底筋は、膀胱や子宮、直腸など骨盤内の臓器を下から支える筋肉です。尿道や膣、肛門の開閉に作用します。女性では出産や加齢により、骨盤底筋が緩みやすいため、尿道を締める力が弱まり、尿もれの原因となることがあります。
尿もれは(特に女性)、骨盤底筋の緩みが原因の一つとなっている場合が多いため、その骨盤底筋を訓練することが効果的です。この骨盤底筋訓練は、緩んだ骨盤底筋の収縮力を回復するトレーニングであり、2-3ヶ月間行うことによって、多くの方が効果を実感できるようになります。腹圧性尿失禁や切迫性尿失禁の方におすすめです。特に切迫性尿失禁の方は、2024年4月に当ブログでご案内した「膀胱訓練」と一緒に行うとさらに効果的です。具体的な訓練の方法については、当院では診察時に必要に応じてご案内していますので、どうぞお気軽にご相談ください。