排尿障害と尿路感染症について|浅草泌尿器科クリニック|東京都台東区の泌尿器科

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医療コラム

排尿障害と尿路感染症について|浅草泌尿器科クリニック|東京都台東区の泌尿器科

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排尿障害と尿路感染症について

排尿障害(尿もれや頻尿など)と尿路感染症(膀胱炎や前立腺炎、尿道炎など)は関連していることがあります。

排尿障害の原因疾患として、過活動膀胱や神経因性膀胱、前立腺肥大症などが挙げられます。

尿路感染症は、細菌などによる尿路(膀胱、前立腺、尿道など)の感染症を指します。通常、細菌が尿道を経由して膀胱に到達し、感染を引き起こすことで発生します。尿路感染症の主な症状には、頻尿、尿意切迫感、排尿時痛、血尿などがあり、一部排尿障害の症状と似ています。また普段から排尿障害の状態にあると、尿路感染症に罹患しやすい可能性があり、併せて治療が必要となる場合があります。

排尿障害によって尿が十分に排泄されず、膀胱に尿が残っている場合、尿中の細菌が増殖するリスクが高まります。残尿があると、膀胱炎などの尿路感染症のリスクとなることがあります。また夏場など暑い時期には、汗で体の水分量が冬と比較して減る傾向にあるため尿量が減り、このことも尿路感染症のリスクとなりえます。

これらの理由から、排尿に関する何らかの自覚症状のある患者様、特に排尿障害の薬を内服されている患者様は、安全に内服を継続するためにも、尿検査や残尿測定検査を定期的に受ける必要があります。

排尿障害があるからといって、必ずしも尿路感染症が発生するわけではありません。しかし、排尿障害を抱えている場合は、尿路感染症のリスクを注意深く監視し、早期の治療を受けることが重要です。

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