尿路結石症に対する治療について|浅草泌尿器科クリニック|東京都台東区の泌尿器科

所在地東京都台東区浅草6-9-2
コレクションホースロード4階
03-3874-8184
ヘッダー画像

医療コラム

尿路結石症に対する治療について|浅草泌尿器科クリニック|東京都台東区の泌尿器科

     携帯のアイコン WEB予約 LINE予約

尿路結石症に対する治療について

10mm未満の結石の場合、まずは自然排石を促した保存的治療を試みます。12L程度を目安に水分を多くとり、結石の排出を助ける薬を内服しながら経過をみます。多くの場合、数日〜数週間で自然に排石しますが、保存的治療を行っても自然排石が期待できない場合は、後述する手術を検討します。

手術は、内視鏡治療(TUL, PNL)と体外衝撃波結石破砕術(ESWL)に分けられます。TULtransurethral lithotripsy)は、尿管鏡という細い内視鏡を使用して、レーザーなどを使用して結石を直接破砕します。3-5日間程度の入院が必要です。

ESWL(extracorporeal shock wave lithotripsy)は、装置から発生させた衝撃波エネルギーを、結石に照射して体外から破砕する治療法です。日帰りで行うこともありますが、2-3日間程度の入院が必要となることもあります。

PNL(percutaneous nephrolithotripsy)は、背部に内視鏡を挿入するためのトンネルを作り、腎臓に直接アプローチして結石を破砕します。腎盂鏡という、尿管鏡より太い口径の内視鏡を使用するため、サンゴ状結石など比較的大きな結石に対する治療で選択されます。術後経過にもよりますが、1-2週間程度の入院が必要となることがあります。

以上の治療法を、結石の大きさや位置、患者様の状態を考慮しながら検討します。

TOPに
戻る