前立腺肥大症について|浅草泌尿器科クリニック|東京都台東区の泌尿器科

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医療コラム

前立腺肥大症について|浅草泌尿器科クリニック|東京都台東区の泌尿器科

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前立腺肥大症について

前立腺肥大症は、中高齢男性にみられる疾患で、尿が近い、尿意切迫感(尿の我慢が難しい)、尿の勢いが弱い、残尿感(排尿後もすっきりしない)などの尿に関する様々な症状をきたします。加齢が原因とされていますが、肥満,高血圧,高血糖および脂質異常症など生活習慣病との関連も指摘されています。

 

尿閉といって、尿がたまっているにもかかわらず、尿を出せない状態になることがあります。尿を全く出せないわけでもなく、チョロチョロとちょっとずつ排尿していることもあります。長期間そのような状態が続くと、腎臓に負担がかかり、腎機能障害を来たしてしまいます。それらの場合は、尿道カテーテルという管を陰茎の尿の出口から膀胱まで挿入して、一時的に尿を排出させる処置が必要になります。

また前立腺肥大症は、血尿や尿路感染症の原因となることがあります。自然軽快することも多いのですが、糖尿病や高血圧などの基礎疾患がある患者様は、症状が顕著に出たり遷延したりすることがあるため、注意が必要です。

 

診断には問診と身体所見の他に、尿検査、血液検査、尿流測定、超音波検査などを行います。前立腺癌がないことを確認したのち、内服薬による治療で十分に症状を軽くすることが可能です。まれに内服薬が無効な例や重症例があり、手術が必要となることがあります。

 

トイレの回数が多い場合、または自覚がなくてもご家族がおかしいと思うような場合には、一度泌尿器科で排尿状態を評価してもらうことが重要です。

 

前立腺肥大症の問診には当院ホームページ内「診療案内」→「男性泌尿器科」ページの「前立腺肥大症」の項にある「国際前立腺症状スコア(IPSS)と QOL スコア質問票」をご覧ください。こちらで点数をつけてみて、中等症以上の場合には一度泌尿器科受診をご検討ください。

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