過活動膀胱とフレイル|浅草泌尿器科クリニック|東京都台東区の泌尿器科

所在地東京都台東区浅草6-9-2
コレクションホースロード4階
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医療コラム

過活動膀胱とフレイル|浅草泌尿器科クリニック|東京都台東区の泌尿器科

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過活動膀胱とフレイル

先月はフレイルについて、また10月には過活動膀胱についてお話ししましたが、フレイルと過活動膀胱には、密接な関連があると言われています。フレイルを有するご高齢の患者様では、過活動膀胱になるリスクも高いとする報告があります。そして生活習慣病や循環器疾患、慢性閉塞性肺疾患や慢性腎臓病などとフレイルとは、互いに関係している可能性が指摘されています。過活動膀胱についても同様な相互関係が推察されます。

過活動膀胱を治療することは、転倒リスクを減らすとも言われており、排尿症状の悩みがある場合には、できれば治療をした方が、より生活の質を上げることができると考えられます。尿の回数が多い、トイレまで間に合わずに尿が漏れてしまう、などの症状でお悩みの方は、当院までお気軽にご相談いただければと思います。

一般的に、ご高齢の患者様は複数の疾患を合併していらっしゃる場合が多いので、ある疾患の治療が他の疾患の増悪につながらないように注意を払う必要があります。また、すでに薬剤を処方されていることも多いため、過活動膀胱の症状に影響を与えることも少なくないことから、服薬内容の確認が必要です。ご高齢の患者様の治療の目的は、過活動膀胱の治癒はもちろんですが、生活の質の向上でもあることから、薬物療法にこだわらず、行動療法などで対応するなど、個々の患者様に応じた慎重な対応が必要です。そのため、当院ではそのような患者様に対する問診と診察に、少々お時間をいただく場合がございますので、あらかじめご了承いただけますようお願い申し上げます。

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