上部尿路閉塞について(腎瘻カテーテル)|浅草泌尿器科クリニック|東京都台東区の泌尿器科

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医療コラム

上部尿路閉塞について(腎瘻カテーテル)|浅草泌尿器科クリニック|東京都台東区の泌尿器科

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上部尿路閉塞について(腎瘻カテーテル)

今回は上部尿路閉塞に対するもう一つの対応方法である、腎瘻についてお話しいたします。

腎瘻は超音波とX線透視を用いて、皮膚から腎盂に直接カテーテルを留置して、体外へ尿を排出する方法です。尿管の狭窄が強い、骨盤腔の腫瘍により尿管口が確認できない、等の何らかの理由で尿管ステントの留置が困難な症例では、腎瘻が選択されることがあります。カテーテルが体外で固定されるため、蓄尿用のバッグが必要となること、物に引っかかったりすることによる意図しない抜去等が起こりえます。尿管ステントは交換時にもX線透視などの特別な装置が必要ですが、腎瘻の場合は瘻孔が安定すれば、ベッドサイドや外来での交換も可能です。その反面、尿管ステントと比較すると交換の間隔が短く、約4週間程度での交換が必要となります。

尿管ステントの場合と同様、個々の上部尿路閉塞の患者様にどの処置が適しているか、患者様の状態や検査結果などを診て判断します。

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