発熱性好中球減少症について|浅草泌尿器科クリニック|東京都台東区の泌尿器科

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医療コラム

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発熱性好中球減少症について

発熱性好中球減少症とは、血液中の好中球数が異常に減少、あるいは48時間以内に異常に減少すると予測される状態で、腋窩温37.5℃以上の発熱を生じた状態のことを言います。好中球とは、白血球の一種であり、細菌感染から身体を守る役目を担っています。つまり好中球が減少した状態は、細菌などに感染しやすい状態になっています。好中球が減少した状態になる原因の一つに、がんに対して薬物療法を行っているときが挙げられます。好中球が減少し発熱すると、急速に重症化して死に至る危険性もあり、注意が必要です。発熱時に感染源や原因菌を特定できる確率は高くなく、発熱の原因の多くは不明ですが、発熱後に早期に抗菌薬を投与すると症状が改善し、致死率が下がることが知られています。

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