下腹部の違和感|浅草泌尿器科クリニック|東京都台東区の泌尿器科

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下腹部の違和感

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下腹部の違和感

尿をする時、している間、し終わった後に下腹部が痛む、不快感がある。
尿をし終わってもなんだかすっきりしない。少ししてすぐまた尿をしたくなることがある。
尿を我慢していると下腹部が痛む。

これらの症状を引き起こす代表的な疾患は、下記挙げられます。

膀胱炎(細菌性、間質性)

細菌性膀胱炎

女性は男性と比較して解剖学的に尿道が短いことから、細菌が尿道口から膀胱内に入りやすい構造となっています。このため細菌性膀胱炎は女性に多く、頻尿、排尿痛、血尿、下腹部痛、下腹部不快感などをきたします。悪化してくると残尿感がひどく、何度もトイレに行くようになり、はっきりとした痛みを伴うこともあります。さらに悪化すると、排尿時の焼け付くような痛み、血尿が現れることもあります。尿を我慢したり、疲労により免疫力が低下したりした時などに罹りやすく、また性行為との関連もあると言われています。尿検査などを行い、抗生物質による治療を行います。尿の詳しい検査が判明するまで1週間ほど時間がかかり、また再発することもあるため、抗生物質内服後に再度尿検査をする必要があります。通常は数日以内に完治しますが、腎盂腎炎を併発してしまうこともあり、その場合は点滴治療が必要となることがあります。

間質性膀胱炎

一般的な細菌性膀胱炎とは違い、細菌感染とは関係なく膀胱に慢性的な炎症を生じる疾患です。頻尿、強い尿意、排尿困難感などの症状がありますが、尿を我慢しているときに下腹部(膀胱部分)が痛くなり、排尿すると痛みが和らぐ、というのが特徴的な症状として挙げられます。尿検査、膀胱内視鏡検査などを行い診断します。治療としては内服薬、膀胱水圧拡張術、膀胱内薬剤注入療法などがあります。

骨盤内うっ血症候群

骨盤内静脈の拡張と逆流が原因で慢性骨盤痛を引き起こすと考えられていますが、正確な病態については明らかとなっていません。閉経前の婦人に認めることが多く、女性ホルモンとの関連性が推測されています。解剖学的に左下腹部に痛みを生じることが多く、また立位で症状が強く、横になると軽減するのが特徴です。下腹部痛だけでなく、背部痛や月経痛、性交痛などの様々な症状を認めます。超音波検査やCT検査、MRI検査、静脈造影検査などを行い診断します。内服薬により症状は軽くなりますが、血管内治療を必要とすることもあります。

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