男性更年期障害|浅草泌尿器科クリニック|東京都台東区の泌尿器科

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医療コラム

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男性更年期障害

最近、多くのメディアで男性更年期障害(加齢性腺機能低下症、LOH症候群; Late onset hypogonadism)が取り上げられています。男性更年期障害とは、加齢に伴う男性ホルモン(テストステロン)の低下によって引き起こされる症状のことです。

更年期障害は、かつて女性特有のものと思われていました。女性は加齢とともに女性ホルモン(エストロゲン)が減り、自律神経に影響を及ぼすことで、顔がほてる、急に汗が出る、イライラするなどの様々な症状が出てきます。

男性の更年期障害も、女性と同様、性ホルモン(テストステロン)の低下により起こります。テストステロンを減少させる要因はいくつかあり、その代表的なものがストレスといわれています。月経がいずれ終わり更年期を迎える女性と異なり、男性は時期が様々で、早い方だと30代から見られます。患者さんが最も多いのは50~60代と言われていますが、70~80代で症状が現れる方もいらっしゃいます。症状はイライラ、不眠、集中力の低下、性欲の減少、肩こり、疲労感、ほてりやのぼせ、発汗、頭痛などです。またメタボリックシンドロームなどの生活習慣病や、心筋便塞、脳梗塞等のリスクが高まることもわかってきています。

男性更年期障害の診断には問診、診察、採血などの検査に加えて、加齢男性症状調査票(Aging Males’ Symptoms; AMS スコア)を用います。下記リンク「よくある症状」ページ内の、「更年期障害による症状」のページをご覧ください。

https://asakusa-uro.com/symptom/

治療は、内服薬やテストステロン補充療法によるものと、生活習慣の改善を並行して行っていきます。テストステロン補充療法には、注射剤、塗布薬等があります。現在保険適応となっているのは注射剤です。テストステロン補充療法により、筋肉量、筋力、性欲、健康感の改善等が見込めますが、生活習慣の改善や内服薬によっても、症状が改善する場合があります。診察の上、患者さんの病状に合った治療をご提案いたしますので、当院までどうぞお気軽にご相談ください。

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